ねんどらんど オーブンねんど創作 もうり こういち 公式ホームページ ねんどらんど

「オーブンねんど」とは

家庭用のオーブンで焼くことでプラスチックのような状態に固まる樹脂系の粘土です。以前は「セラミカルクレイ」とも呼ばれたりしていましたが、最近は「ポリマークレイ」の呼び方が主流です。ただし、樹脂粘土(ポリマークレイ)の中には自然乾燥させるものもあります。「ねんどらんど」の作者は皆さんに解りやすい様に「オーブンねんど」と言っています。とてもカラフルで、メーカーによっては20色以上が発売されています。もちろん混ぜ合わせることもできるし、「無色」のねんどもあるので、水彩絵の具などを混ぜ込んで自分だけのオリジナルカラーを作ることもできます。

取り扱いはかんたんで、粘土と最後に焼くためのオーブン(もしくはホットプレートなど温度設定のできるもの。温度設定できないものは作品が熔けたり燃えるので危険)さえあれば、とりあえずはOK。好きなように粘土をコネて、のばすなりくっつけるなりして作品を作り上げたら、120130度くらいの温度で2030分焼き上げれば完成です。紙粘土のように水やらドベ(粘土を水で溶かしたもの)、接着液といったものは必要ありませんし、とくべつにベタベタした粘土ではないので、手にひっついて作業しにくいといったことはほとんどありません(メーカーにもよりますけど)。色によっては手が染まったようになるけど、セッケンで簡単に洗い落とせます。色が濃かったり、落ちそうにない場合は、セッケンで洗う前にベビーオイルなどで一度拭き取ると落としやすいですよ。

また、焼き上がった作品は、日常の温度の中では変形することはないので、思い出のねんど細工なんていうふうに、作品をいつまでも大切にすることができます。焼いた後にサンドペーパーなどで磨いたりすると宝石の様なツヤを持たせることも出来るし、そのうえ、水にぬれても溶けたりはしないので、汚れてホコリをかぶったなんてときは、ジャブジャブと洗ってしまうこともできます。(「ねんどらんど」の作者の作品には「水の中に飾る」という作品もあるくらいです!!)ただ、(どんなものにでも言えますが)直射日光(とくに紫外線)に長時間さらされていると、粘土に混ぜ混んである染料や顔料(色の素)が変化し、最後には色あせてしまいます。(メーカーや色の素によって差はあります)だから作品は窓辺などには置かず(置きたいかもしれませんが)なるべくお日様から隠してあげてください。

 

どこに売ってるの

クラフト素材を扱う百貨店や大手手芸用品店、大手画材用品店などの粘土や樹脂のコーナーで購入できます。メーカーも何社かあるので、いくつか買ってみて、自分が扱いやすいモノを選ぶとようにしましょう。
メーカーによって、粘土の固さが違ったり、焼き上がりの雰囲気が違います。また商品名もそれぞれ違うので、見付からない時は、店員さんに「熱で硬化
(固まる)する樹脂粘土くださいな」とたずねてみてください。

値段もメーカーで違いますが、だいたい50グラム前後で400円くらいと、粘土としてはかなり高価です。でも、メーカーによっては数色がちょっとづつパッケージされたお試し用のセット800円くらいや、キーホルダーやボタンが作れるセットなんていうのもあるから、初めての方はこれがおすすめです。

 

注意すること

「オーブンねんど」は最後に焼かなければなりません。何回も遊ぶなら焼かなくてもいいけど、せっかく作った作品ですから、焼き上げていつまでも大切にしましょうね。で、焼き上がったばかりの作品はとても熱いので、じゅうぶんに気を付けましょう。とくに小さいお子さんの場合は、焼く作業は大人のひとにやってもらいましょう。それから、一番最後にはかならず手を洗いましょう。ヨゴレてないように見えてもね。
食器」などを作る場合は、必ずメーカーや輸入元に問い合わせましょう。樹脂はものによっては身体に有害な物質が出る場合があったり、実際に食器として使用するには強度が足りない場合もありますから!!

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